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2020.04.24

本庄スタッフ住宅

断熱性能の数字のお話

みなさん、こんにちは。本庄店営業の遠藤です。

今回は家の断熱性能を表すQ値とUA値についてお話ししたいと思います。
長い文章になってしまうと思いますが、最後までお付き合いお願いします!

みなさんはお家の断熱材は何を使うかご存じですか?
充填断熱、外貼り断熱、付加断熱、グラスウール、ロックウール、吹付断熱、、、
ここ2.3年で『断熱材は何を使用しますか?』と断熱材を気にされるお客様がとても多くなっている様に思います。
そんな断熱性能を表すのがQ値(キュー ち)UA値(ユーエー ち)です。

Q値UA値説明.JPG

平成28年以前は床面積1㎡当たりのの熱損失量を表していたのが、平成28年に改正省エネ法が出て外皮面積1㎥あたりの熱損失量を表すようになりました。私は平面での考え方から立体での考え方に変わったと捉えています。(専門家の方、間違っていたらすみません)
平成28年以降、UA値が基準となり断熱性能の指標となっていることが多いです。

上里建設では今回、特に断熱性能にこだわったお家を現在建築中ですが、そのお家のUA値は0.42です。

UA値マップ.jpg

※今回の様な断熱性能の高い家は標準仕様とは異なり別途追加見積が必要となります。また、下記性能予測の計算も別途金額がかかります。

断熱性能表.jpg

ZEH基準は0.6以下なのでZEH基準を大幅に超える断熱性能を有しているお家が出来上がります。
断熱性能が高いと、エアコン効率が良くなり、月々の電気代が安くなるのはもちろん、お家全体で考えた時に温度のムラがなくなり、ヒートショックのリスクが低くなり健康で快適な生活が実現できます。

これからの季節、暖かくなってくると、断熱性能のことはだんだんと頭から離れてしまい、限られた予算をキッチンやお風呂のグレードアップ費用にまわしがちですが、そのお家で寒い冬も越さなければいけないということをぜひ覚えていてください。

今回は断熱性能についての入口のお話でした。
上里建設では断熱性能についてのセミナーを月に1度のペースで実施しております。(現在は新型コロナウイルスの影響で実施していません。次回は6月に開催予定です)
もう少し断熱性能についてお話しを聞きたい方はぜひそちらもいらっしゃってください。

セミナー情報.jpg