2021.11.10
本庄スタッフブログ
LIXIL住まいStudioで体験してきました!
先日、新宿のLIXILショールーム内にある「LIXIL 住まいStudio」へ行ってきました。
住まいスタジオでは、昔の家/今の家/これからの家をイメージした
3つのブースの中に実際に入って、断熱性能の違いを体感することができます。
真冬を想定した0度の大きな冷蔵庫の中に
それぞれの年代の基準で作られた部屋が3つあり
各部屋エアコン20度設定で比較できるようになっています。
■昔の家
昭和55年基準
こちらは日本で初めて設けられた「省エネルギー基準」を再現したつくり。
中に入ってみると、空気がすでに寒い…!
床から冷たい空気がスーッと漂い、窓に触れてみると目が覚めるほど冷たいです。
こたつとストーブがないと冬を乗り越えることは難しいですね…
この基準で計算すると暖房費は年間28,000円とのこと!
断面図を見るとこんな感じです。
断熱材がかなり薄いのが見えますか?
確かにこの薄さなら納得の寒さでした。
続いて平成28年基準の家に入ってみます。
■今の家
平成28年基準
断熱性能の向上が求められる作りとなっています。
実際に中に入ると、昔の家ほど寒さは感じませんでした。
というか正直、思っていたより暖かくは…ない…
省エネ基準ならもう少し暖かいと思ってました。
この基準で計算すると暖房費は年間13,000円。
昔の家の基準より15,000円も抑えられることに!
こちらの断面図は昔の家と違い、断熱材の厚みが30mmも厚くなっています!
防水シートや石膏ボードなども入っており、断熱材の性能がより高くなる仕組みになっています。
そして最後は…
■これからの家
HEAT20 G2基準
上里建設が建てている「ミラスタの家」は、こちらの基準の家に相当します。
またそうでもなかったらどうしようとおそるおそる中に入ってみると、
あ、あったかい…!
こちらの家は本当に暖かさを感じました。
設定温度20度に対し、体感温度は23.2度!
なんと設定温度以上に高かったのです。
床や窓に触れても外気からの冷たい空気は感じられませんでした。
今までの部屋を含めたサーモカメラの画像はこんな感じです。
左下の昔の家は真っ青でしたが、これからの家は青い部分が見当たらないほど!
これなら暖房器具が最低限の暮らしが出来そうです。
この基準で計算すると暖房費は年間7,000円。
かなり費用を抑えられることが分かりますね!
断面図からはかなり厚い断熱材が入っているのが見えますね!
実際に行ってみたスタッフの感想としては、
「行ってよかった」
「あんなに違いがあるとは」
という感じでした。
お金をかけてまで高断熱にする必要があるのかな…と
迷われている方にもぜひ体感していただきたいですね。
「行ってみたいけどさすがに新宿までは時間がない」という方にお知らせです!
12月11日(土)・12日(日)に本庄市周辺にて体感ツアーを開催します!
断熱性能の異なる3つの建物を順に訪問し、
体感温度の違いを肌で実感いただけるツアーとなっております。
詳細はまた後日こちらのHPにて告知します♪